2025/6/23 COLUMN
高気密の家こそ換気が大事!
~『澄家』でつくるキレイな空気の住まい~
最近の住宅は高気密・高断熱が当たり前になってきました。
断熱性や気密性をしっかり高めることで、快適な室温を保ちやすく、省エネ効果もアップ。ですが、その反面——
「空気がこもりやすい」という課題も出てきます。そこで今回は、高気密住宅と24時間換気システム『澄家』についてお伝えします!
高気密住宅で起こりやすい問題のひとつが、「シックハウス症候群」と呼ばれる健康被害です。
新築住宅やリフォーム後の家では、建材や接着剤、内装材、家具などから放出される化学物質(ホルムアルデヒド、揮発性有機化合物=VOCなど)が室内空気に含まれています。
さらに、高気密な住宅は自然換気(すき間風)がほとんど起こらないため、これらの化学物質が室内にたまりやすいのが特徴です。
また、室内に湿気がこもりやすく、カビやダニの発生リスクも高まることから、それらもアレルゲンとして健康に影響を及ぼすことがあります。
症状としては:
●頭痛
●めまい
●吐き気
●のどや目の痛みやかゆみ
●慢性的な疲労感
●アレルギー反応(咳・鼻水・くしゃみ)
などがみられる場合があります。
さらに、料理や生活臭、ペット臭なども換気が不十分だと室内にこもりやすく、不快な空気環境になってしまうことも。
だからこそ、高気密の家ほど「計画的な換気」が必須になります。
専用の換気システムを適切に設計・運用することで、こうした空気環境の問題をしっかり防ぐことができるのです。
<快適で健康的な暮らしを支える住宅換気の基礎知識についてはこちら>
計画換気をしっかり行うことで、シックハウス症候群や空気のこもりを防ぎ、快適で健康的な暮らしが実現します。
『澄家』は、そんな高性能住宅にぴったりな第一種換気システムとして注目されています。
<haconiwa-house 各種イベントに関してはこちら>
高気密・高断熱の住宅では、計画的な「換気」がとても重要。そんな中で人気の換気システムが、マーベックスの澄家(すみか)です。
床面から排気する第一種熱交換換気システム、ハウスダストやアレルゲンが溜まりやすい床面から排気をすることで、家じゅうの空気をコントロールしながら、快適な温度ときれいな空気を保ってくれます。
高性能フィルターを通した外気を、床下に設置された熱交換器によって、部屋全体に新鮮な空気を送り込むシステムです。
ダクトがない換気システムのため、ダクト内の掃除やメンテナンス性も非常に高くなっています。
熱交換システム
※sumikaカタログより引用
1️⃣ 床下から排気
各部屋の床面に排気の吸い込み口があり、床に舞い落ちたハウスダストなどのアレルゲン物質や臭いなども一緒に排気。
2️⃣ 熱交換効率が高い
室内の空気のエネルギーを再利用して、屋外の空気を取り込む際に室内の空気環境に近づける装置です。温度だけではなく湿度も再利用します。
3️⃣ メンテナンスしやすい
室内排気口は床面に設置されており、簡単に取り外しが可能で、フィルターに溜まったホコリは掃除機で簡単に吸い取れます。
外に設置されたフィルターはそのまま屋外で清掃すれば、フィルターに付着した虫や花粉を室内に持ち込むことなくお手入れできます。
※sumikaカタログより引用
私たちの家づくりは、気密性能C値0.5以下を基準にすき間のない高性能な住まいを丁寧に施工しています。
その精度があるからこそ24時間換気システム“澄家”を最大限に活かせます。
高気密な家でこそ、計画通りの空気の流れが実現し、シックハウス対策やハウスダストの軽減にもつながります。
「空気まで設計する」そんな住まいを作りましょう!
<パッシブデザイン5つの要素~保温(断熱・気密)についてはこちら>
断熱・気密性能が高いだけでなく、「空気の質」までデザインする家が、これからのスタンダードに。
『澄家』を導入することで、シックハウス対策にもつながり、家族みんなが安心して暮らせる室内空間が整います。
“家は性能”と言われますが、“性能+空気環境”まで考えることが、これからはとても大切です。
当社では、高気密高断熱住宅の標準仕様として、マーベックス「sumika(澄家)」を採用しています。
換気性能までしっかり考えた住まいづくりで、お客様の健康と快適性を守ります。