朝はやわらかな陽光で目覚め、木漏れ日の中で朝食を楽しむ。
窓の外には風にそよぐ草木が広がり、季節の移ろいを日々感じられる。
この住まいでは、窓の配置や建物の構成を工夫することで太陽の光や熱、風といった自然の力を心地よさとして取り込む「パッシブデザイン」を採用。
自然と調和しながら快適に過ごせる、高性能な住まいが完成しました。
家族と四季がめぐる、ひとつながりの暮らし
視線も気配もやさしくつながる、ひらかれた空間設計。
キッチンからリビング、そして庭へと続く一体の空間が家族の時間を自然につなぎます。
季節のうつろいや光の移ろいを感じながらどこにいても家族の存在を感じられる。
自然と家族の絆が育まれていく、そんな暮らしを実現。
暮らしに寄り添い、深まる味わい
住まいは、日々の記憶をそっと刻む器。
リビングを囲む造作ベンチは、家族が集まり、語らい、そして笑い合う場所として、時を重ねるほどに風合いを深めていきます。
使い込むほどに馴染み、愛着が増していく素材や設え。年月とともに美しさが育つ、そんな住まいとの豊かな関係がここからはじまります。
自然と調和し、満ちる心地よさ
朝はそっと差し込む陽の光に目覚め夜は涼やかな風がやさしく一日を包み込む。
エアコンや照明に頼りすぎることなく自然の恵みを活かした設計が、家全体に心地よさを巡らせます。
四季の変化を楽しみながら、意識せずとも快適な空間が続くそんな“自然と心地よく暮らせる”日常を叶えるパッシブデザインの住まいです。
建築面積 | 76.18㎡(23.00坪) |
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1階床面積 | 66.66㎡(20.12坪) |
2階床面積 | 38.92㎡(11.75坪) |
延床面積 | 105.58㎡(31.87坪) |
建物の一部のように見える遮蔽壁を設け、地域との緩衝材を設けました。
ただ遮蔽するのではなく、日射が欲しいところはルーバーとし、目線はカットしつつ日射と風通しを確保しました。
将来のライフスタイルの変化を見据え、可変性の持たせた間取り設計に。
ひとつの用途に限定しない多目的に利用できる可変スペースを設け”今だけ”ではない今後の変化に対応できる計画に。
道路からの目線を遮るための壁を設置しつつ、日射取得や日射遮蔽を考慮しルーバーを利用し風や光を取り入れることで自然を感じられる住まいに。
また、LDKと一体となった土間空間は大きな吹き抜け空間を介して2階とも繋がった広々とした空間です。