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2024/02/26

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見えない所で発生する結露とは? 知らず知らずのうちに住宅にも影響が?!

今回は、住宅の見えない所で発生する結露についてのお話です。

皆さんは「結露」と聞くと、窓などに付いている水滴などをイメージすると思います。

目に見える水滴(結露)は気づいた際に水滴をふき取ることで影響を及ぼすことを防ぐことができます。

しかし、目に見えない所で発生する結露は知らず知らずのうちに住宅に悪影響を及ぼします。

この記事では、その結露が住宅にどのような影響を及ぼすのかについてお話したいと思います。

 

 

 

見えない所で発生する結露とは?

住宅内で発生する結露は、室内と室外の温度差によって発生します。

室内の暖房によって暖められた空気が外気の冷たい空気の影響で冷やされることによって結露が発生します。

 

冬場に発生する結露 お家の寿命にも影響が

<冬場に発生する結露についての記事はこちら>

 

この室内に発生した結露は窓などによく発生しますが、実は壁の中でも発生することがあります。

この壁の中で発生する結露は、壁内結露(内部結露)と呼ばれるものになります。

壁内結露が発生する仕組みは、室内の暖かい空気が壁(断熱材)の内部へ侵入し壁(断熱材)内部の冷たい空気との

温度差によって発生します。

結露は水滴(水分)のため、結露した状態が続くと木材でできている基礎や柱部分を腐らせる原因になってしまいます。

壁内結露は壁の内部で発生するため発生していても気づくことができず、知らず知らずのうちに

基礎や柱部分の腐食が進みます。

この基礎や柱部分が腐ってしまうと、巨大地震が来た際に住宅本来の耐震性が発揮できずに

倒壊してしまう可能性があります。

壁内結露は、「知らず知らずのうちに」というのが最も怖く重大なポイントになります。

 

 

壁内結露が発生する原因

壁内結露が発生する原因はいくつかあります。

その壁内結露が発生する原因をご紹介します。

 

室内と室外の温度差

先ほどからお話しているように、室内と室外との温度差によって結露は発生します。

空気の性質は、湿度の高い暖かい空気は温度の低い方へ流れる性質があります。

そのため、室内の暖められた水蒸気を含んだ暖かい空気は壁を通り室外へ流れます。

その過程で水蒸気が水滴に変わり、結露が発生してしまいます。

 

住宅内の換気が不十分

住宅内の換気が不十分な場合、室内の水蒸気の含んだ空気が室内に滞留することになります。

水蒸気を含んだ空気が室内に滞留し続けると、先ほどお話した「温度差」によって水蒸気が水滴に変わり結露になります。

この現象を防ぐためには、室内の空気を計画的に換気する必要があります。

計画的に換気をすることで水蒸気を含んだ空気が室内に滞留することを防ぐことができるため

温度差によっても結露が発生し辛い環境になります。

 

断熱材の不備

断熱材は、室内の空気が外気の影響を受けにくくしますが、この断熱材に施工不備や劣化があると

外気の影響を受けやすくなってしまいます。

外気の影響を受けやすくなるということは、室内と室外の温度差によって結露が発生してしまうため

住宅における断熱材は重要になります。

 

 

壁内結露の発生で起こる被害

 

住宅の耐震性(耐久性)の低下

結露等により被害に遭った床下

 

壁内結露は、住宅の壁の中で発生するため、気づかないうちに柱や基礎などが腐っていきます。

柱や基礎などが腐ってしまうと住宅本来の耐震性能(耐久性)が低下してしまい、本来の性能を発揮できなくなる可能性があります。

その結果、建築段階では耐えられる想定だった地震にも、耐震性(耐久性)の劣化が原因で耐えられなく

倒壊してしまう原因になってしまいます。

 

アレルギー反応を引き起こす

結露は放置するとカビを発生する原因になり、発生したカビによりアレルギー反応を引き起こす可能性があります。

また、カビはダニが発生してしまう原因にもなる為、健康に悪影響を及ぼしてしまいます。

 

 

壁内結露対策

 

通気層と防湿シートがの概要防湿シートの設置

壁内結露を防ぐためには、壁の内部に水蒸気が壁内に侵入しないように防湿層を作る必要があります。

この防湿層は、断熱材の内側に防湿気密シートなどを貼ることで室内からの巣蒸気を含んだ湿った空気を

壁の中へ侵入させないようにすることができます。

 

通気層の設置

断熱材の外側に空気の通り道である「空気層」を作ることで壁内結露を防ぐためのポイントになります。

「通気層」とは、室内の水蒸気を含んだ空気を空気層を通って室外へ排出させるための通り道の事です。

他にも、雨水が万が一侵入した際にも通気層があれば外気を通じて乾燥させることもできます。

この空気の通り道である通気層は、壁内結露を防ぐためのポイントの1つになります。

 

 

壁内結露を防ぐことは住宅と家族の健康のために不可欠

住宅内の見えない所で発生する壁内結露は、普段生活している中で気づかないうちに住宅を蝕んでいきます。

それにより住宅本来の耐久性が失われ、結露によって発生したカビなどが原因でアレルギー反応を

引き起こす原因になるなど、住宅と家族の健康に悪影響を及ぼします。

この壁内結露を防ぐことは、家族の命と住宅の命の2つの命を守るために重要になってきます。

住宅購入をお考えの方も、これからの方も「結露」防止の観点からも外気の影響を受けづらい住宅の「気密性」」と

暖めた空気を室外へ逃がさない「断熱性」のある高気密高断熱の住宅づくりを是非ご検討頂ければと思います。

 

 

 

 

haconiwa-houseの家づくり

 

 

haconiwa-houseでは、「お家の中に庭が広がる家」として土間の可能性にこだわった家づくりを行っております。

私たちは、家づくりを通じて、お客様に当たり前の日々の中に無数の小さな幸せを感じられる暮らしを提供したいと考えています。

家族の在り方にしっかりと耳を傾け、最適な解決策を提案することで、理想的な家づくりを実現します。

 

大阪岸和田市にモデルハウスを構え、南大阪エリアを中心にで注文住宅販売を手掛けるhaconiwa-houseでは

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コンセプト

 

 

 

 

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