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2023/11/08

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住宅のシロアリ対策「タームガード」ってどんなの?     一般的なシロアリ対策との違いも解説

今回は、住宅にとって天敵になる「シロアリ」に関する記事になります。

省エネ住宅として、住宅そのものの寿命を延ばせたとしても、住宅の躯体部分への対策が不十分だと

「知らないうちに家がシロアリに食べられている」という事態になりかねません。

この記事では、住宅の躯体を守るために重要な「シロアリ対策」についてお話していきます。

 

 

シロアリ被害はどういうもの?

 

シロアリ被害は一般的に、被害にあった後でないと発見することが難しいです。

その理由として、普段生活しているだけでは発見しにくい床下や柱の中などでシロアリが侵食していくということです。

特に、湿気の溜まりやすい床下などでは、シロアリの好む環境になっているのでそこからシロアリ被害が

拡大してしまう原因になります。

また、床下や柱の中などでシロアリ被害が拡大していくと、知らず知らずのうちに住宅の耐震性能にも影響を及ぼします。

住宅の基礎や柱などの躯体部分がシロアリの食侵が原因で住宅の耐震性が弱くなってしまいます。

その結果、柱などが地震などに耐えられなくなり、倒壊してしまう原因になってしまいます。

せっかく、耐震性能の高い住宅、省エネ性能の高い住宅を建ててもシロアリ対策をきちんとしておかないと

シロアリの食侵が原因で、そもそもの躯体部分が建築時の性能を果たさなくなってしまいます。

 

 

 

シロアリ被害の対策方法

シロアリ被害を防ぐには何種類か対策があります。

住宅を建てる際に取れる対策として、住宅の結露を防ぐ必要があります。

結露が発生していると、住宅の躯体部分である基礎や柱などが腐食する原因になり、腐食した木材は

シロアリの好物にもなるため、食侵が進み倒壊に繋がる恐れがあります。

その他には、一般的にシロアリ対策として薬品を基礎部分に塗り、住宅の周りに散布する方法があります。

しかし、この薬品の効果は永久的なものではありません。

新築時などに散布した薬品は、およそ5年程度でその効果が切れてしまうと言われているので

定期的に薬剤の再散布などが必要になってきます。

 

 

 

シロアリ対策「タームガード」ってなに?

 

シロアリ対策

 

一般的なシロアリ対策は、定期的に住宅の床下や外周部分に穴を開けてそこに薬剤を注入したり

床下に潜り、床下部分に直接薬剤を散布する方法です。

これには、業者が住宅の中に入り、床下に潜ったり、住宅の周りに穴を開ける作業が必要になります。

一般的に行われている防蟻処理とは別に、「タームガード」というシロアリ対策の方法があります。

タームガードは、新築時にあらかじめ住宅の基礎周りにパイプをはわしておき、住宅の周囲何か所かに

そのパイプに繋がったボックスを設置しておきます。

薬剤を散布する際は、このあらかじめ設置してあるボックスに薬剤を注入し、パイプを通して住宅の周囲全体に

薬剤を散布する方法です。

 

 

 

タームガードのメリット

 

住宅の床下での作業がない

一般的なシロアリ対策の薬剤注入・散布では、住宅の床下で作業を行う必要があります。

このため、作業の時間と手間がかかります。

タームガードでは、この床下での作業がないため、時間と手間がかかりません。

 

床下や住宅の外周部分に穴を開ける必要がない

薬剤の注入のために、住宅の床下部分に注入用の穴を開ける必要があります。

シロアリは、住宅の基礎下の地中から侵入してくるため、シロアリを侵入させないために住宅の基礎や基礎下の地中部分に薬剤を

注入する必要があり、そのために床下などに穴を開け、薬剤を注入する必要があるためです。

しかし、タームガードでは、住宅の新築時にあらかじめ基礎の外側に専用のパイプを設置しておき、そのパイプに薬剤を注入するので

床下などに穴を開ける作業が不要になり、住宅の美観を損ないません。

 

再施工を忘れてしまう可能性が高い

住宅の新築時には、シロアリ対策の施工はもちろん行います。

しかし、シロアリ対策の薬剤は約5年程でその効果はなくなると言われています。

そのため、5年ごとに薬剤の再散布が必要になるのですが、目に見えないシロアリ対策はその時期や作業を忘れてしまいがちになります。

タームガードでは、住宅の周囲に薬剤散布用の専用ボックスが設置されているので、シロアリ対策の「見える化」になります。

 

薬剤が室内に入る心配がない

住宅の外側で完結するタームガードは、住宅内で薬剤を散布する必要がないため室内に薬剤が広がる心配がなくなります。

 

 

 

長く住み続けるためには、シロアリ対策が大事

 

シロアリ被害 シロアリ被害に遭った基礎

 

住宅に長い間住み続けるためには、住宅の性能ももちろん大事です。

しかし、住宅の躯体部分を守るためにシロアリ対策を行っておかないと知らずのうちに住宅がシロアリに食侵され、住宅の耐久そのものが

低下してしまいます。

躯体部分がシロアリに侵されてしまうと、将来住宅の建て替えを考えた際に一度住宅を建て壊し、再度建築し直すなどコスト的にも

ダメージが大きくなってしまいます。

そのため、住宅を購入してから、定期的に住宅のメンテナンスや点検を行い続けるのが長い目で見た際に一番のコストダウンになると考えています。

住宅購入をお考えの方も、これからの方も是非、住宅の省エネ性能をはじめ、住宅そのものを守る「シロアリ対策」についても

ご検討していただければと思います。

 

 

 

 

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haconiwa-houseでは、「お家の中に庭が広がる家」として土間の可能性にこだわった家づくりを行っております。

私たちは、家づくりを通じて、お客様に当たり前の日々の中に無数の小さな幸せを感じられる暮らしを提供したいと考えています。

家族の在り方にしっかりと耳を傾け、最適な解決策を提案することで、理想的な家づくりを実現します。

 

大阪岸和田市にモデルハウスを構え、南大阪エリアを中心にで注文住宅販売を手掛けるhaconiwa-houseでは

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